OS再インストール・・・気が引けますよね。
だから頻繁には出来ないとお思いでしょう。

しかし、Mac OS Xのディスクユーティリティーには
復元という使える機能がありますw

この機能を使えば、
Macのパフォーマンスが悪くなる度に、
「再インストールしよっ」と簡単に思えるようになるかもw
実際に私も先週、再インストールしてみました。

アイデア

余っている外付けHDDの領域(基本20GBあれば十分)に、
メインとは別にMac OS Xをインストール。
アップデートや、必須アプリケーションなどをインストール。
*ここで出来る限り余計なことはしないように。

ディスクユーティリティーの復元機能を使って、
OSを外付けHDDからメインにコピー。

簡単に言うとこんな感じです。

一つだけ気になること

このコピーが原因なのか分からないのですが、
Time Machineの調子が芳しくない。

13MBのコピーに62時間と表示され・・・
もちろんキャンセルしておきましたが、
どこがおかしいのかも分かりませんでした。

元に戻りそうになかったので、
結局フォーマットすることに。。。

出来れば、
復元する前にTime Machineとは別に
重要なフォルダ、ファイル類を手動バックアップしておくことをお勧めします。

外付けHDDにMac OSインストール

Mac OSをインストールするためには、
パーティションマップ方式が
GUIDパーティションテーブルでなけれいけません。

MBR(マスター・ブート・レコード)では
インストール先ディスクとして選択できません。

基本的にHDDを買った当時のまま
パーティションマップを変更していない場合は、
MBRになっていると思います(多分)。

ということは、
ハードディスク全体をフォーマットしなきゃいけないということで、
データを全てどこかに移動しておかなければなりません。

必要ないファイルを消したり圧縮したりして、
どうにかHDDを空っぽにしてください。

データの退避が完了したら、
ディスクユーティリティーで
フォーマットしたいHDDを選択。
パーティションタブからボリュームの方式を選択。

少なくとも2パーティションは作った方がいいかと。
普通のHDDとして使う1つ目と、OS Xをインストールする2つ目。
OS X用パーティションさえ作ればあとはお好みで。

OS X用パーティションは、
基本20GBあれば十分かと思います。
念のために私は40GBとっていますが、
多分そんなに必要になることはないです。


オプションをクリックして、
一番上のGUIDパーティションテーブルを選択。

フォーマットは
いつも通りMac OS 拡張(ジャーナリング)で。

適用。

出来たら、
Mac OS Xインストールディスクを挿入。
Macを再起動して、
起動音が鳴ってからOptionキーを長押し。

ここで、
起動ディスク選択画面が出ず普通に立ち上がったら
そのキーボードは私の持っているステンレスキーボードと同じ?かもw
不良品か、相性が悪いかのどちらか。

他にも手はあります。
Optionキーを押すのと同じタイミングで、
今度はApple Remoteのメニューボタンを押してみましょう。
起動ディスクの選択画面に入ったでしょう?

入らなかったら、
Apple Remoteの電池切れ?

出来なかったときの為に、最後の手段。
システム環境設定の起動ディスクで、
DVDを選択。

次の起動時にはDVDから起動してくれます。
最初からコレやればよかったんですケド・・・
いちいち環境設定行くより、
起動時に選択出来るって、何かかっこよくないですか?(笑

普通にインストール。
絶対にパーティション作った外付けHDDに
インストールしてくださいね。

メインにインストールしたら、
ここまでの努力が水の泡ですよw

あと、「インストール」をクリックする前に、
カスタマイズするのを忘れないで!

ここで必要のないもののチェックを外すだけで、
無駄な数GBのHDD要領と数十分の時間を節約出来ます。

気長にインストール完了を待ちましょう。

インストール完了後

恐らくこの時点でHDD使用量は10GBもいってないはず。
最初は随分軽いんですよね。

まず、ソフトウェア・アップデート。
そして必須アプリケーションを入れていきます。
無駄なものは入れないように。

メールの設定とかも、
まだここではしない方がいいかも。

いよいよ復元

ここ、少しドキドキしますw
え、ホントに消していいの? みたいな。

新しいクリーンなMacから起動。
ディスクユーティリティーを開く。

どこでもいいんですが、
とりあえず復元する内蔵HDDを選択。
復元タブにいきます。

ソースのテキストエリアに、
今インストールしたクリーンな
Mac OS Xの入っているパーティション
(今起動しているパーティション)をドラッグ。

復元先のテキストエリアに、
復元する(消去する)パーティション
(普通は内蔵HDDのパーティション)をドラッグ。

今回の場合は完全なOS自体のコピーなので、
「復元先を消去」にチェック。

ドキドキしながら、
最後にホントに今コピーしていいのか少し考えて、
復元をクリックしてあげてください。

長いんでコーヒーでも♪

最後に起動ディスクの設定

現時点で起動ディスクは新しくインストールしたMacの
入っているHDDになっています。
システム環境設定/起動ディスクからメインの内蔵HDDに変更しましょう。

これで再インストール完了♪

外付けHDDのMac

これはWindowsで言うリカバリディスクみたいなもの。
今後の為にとっておいてください。

その前に、消してしまったら、
ここまで何の為に外付けHDDにMacをインストールしたのか、
完全にこんな長い記事を一生懸命読んだ意味ないでしょw

2回目以降

二回目以降は「いよいよ復元」から実行。
いや、これはホンっトに簡単です。


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2回目以降がすごく楽になる Mac OS 再インストール 

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